SUN MOTOYAMA

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変わる銀座

【写真上:NY・ビリージョエル風、ソニービル跡地の仮囲い装飾】

 

幼い頃、母の買い物の手伝いで阪急百貨店(現・東急プラザ)の地下食品売り場に、当時はとても珍しかった京野菜などの食材を買いに出かけたものです。他の百貨店でも扱っている一般的な野菜とは、異なる色と魅力的な香りを放っていました。そんな思い出の景色が一つ一つ銀座から姿を消そうとしています。

 

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【昼間のソニービル跡、数奇屋橋交差点より】

 

向かい側には文明技術の最先端を走っていた日本を代表する企業、ソニーの発信基地“ソニービル”。亡き父と交友関係にもあった当時のソニー社長・森田様から頂いたビルを模った記念のトランジスターラジオが、小学一年生だった私の勉強机の上にあったのが懐かしいです。その後、社会人となりオーデイオに興味を持った私は、休日となれば地下鉄日比谷線出口の前にあった、生活雑貨を販売するソニープラザを皮切りに全フロアを埋めつくす最先端製品のショールームを、時間が過ぎるのを忘れるほど見ていたのが、ついこの間の様に思えます。

 

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【夜のソニービル跡地の向こう側には東急プラザ】

 

今は姿を消したソニービルに代わり、数寄屋橋交差点を飾るのは、ガラス張りの東急プラザのビル。人の往来は多いものの、用事を済ませ、せっせと足早に帰宅しようとする人の流れ。姿を変えようとしている今の銀座の中に、昔の良さを思い出す、自分がいます。

一方、幼稚園時代から家族で通った銀座並木通りの“焼鳥・鳥長”は、絵本「小さな家」のごとく、ビルの谷間に昭和初期の2階建てのお店がありました。今は、姿を消し7丁目のビルの上で、新たに営業しています。銀座の街の表情は時代と共に変わっていきますが、その良さを残そうとする人達は今も頑張っています!

 

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