SUN MOTOYAMA

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201904blog11

イギリス的“時の過ごし方”

<写真上:クイーン・アン様式(1702~1714年)>

 

 

“Time is money(時は金なり)”という言葉もありますが、立ち止まり、自分を見つめ直すスローライフな過ごし方が大切に思える時代です。ものが溢れ、その多くに囲まれるのではなく、心豊かに寄り添ってくれる“もの”を探してみてはいかがでしょうか。例えば、家でのリラックスした時間に良きパートナーとなるもののひとつに、イギリスのシルバー製のヴィンテージ&アンテークの品々があります。イギリスには、日本同様に伝統を重んじる習慣が存在します。テーブルウェアは、時代ごとの価値観を大切にし、今も語り継がれ、使い続けられているのです。現在、サンモトヤマ銀座本店 アート・ライブラリーにてご紹介している、ティーセットを基本としたティーテーブルのセッティング。その中から代表的な様式をご紹介いたします。
上の写真のクイーン・アン様式は、バロック様式が流行する中、シンプルなデザインというのが特徴です。細かい彫刻や派手な装飾は省かれ、素朴さとシンプルさが活きています。家具からの引用も多く見られる様式で、曲線を用いたボディーに脚部がこれを支える女性的な様式です。そして、紅茶が好きだったクイーン・アン。ヨーロッパに入ってきたエキゾチックなカーペットをいち早くテーブルに掛け、ティータイムを楽しんだそうです。

 

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<1930年代を飾った、アールデコ様式(1910半ば~1930年代)>
ル・コルビュジエやアイリーン・グレイが活躍した時代です。機能性と装飾の調和を目指し、幾何学的な線と形が特徴です。日本美意識の影響を受け、フランスで花開き、重いアールヌーボーの装飾から抜け出しました。モダンデザインの前兆だったのです。

 

 

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<ジョージアン様式(1714~1830年)>
最も長く続いたのがジョージアン様式です。前期は古典様式、中期はロココ様式、後期は新古典主義、と異なる思考でデザインされています。貴族は、中国趣味のシノワズリやジャポニズムを好み、ステイタスシンボルとして流行しました。

 

 

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<エドワーディアン様式(1901~1944年)>
重厚謹厳なヴィクトリアと機能的なアールデコとの中間に位置する様式です。タイタニックが生まれた華やかな時代で、もっともエチケットやマナーが厳しい時代でもありました。

 

 

サンモトヤマ銀座本店のアート・ライブラリーでは、「オンスローガーデンズ」のヴィンテージシルバーウェアと英国王室御用達の「ウィリアム ヨーワード クリスタル」のグラスを4月19日(金)まで展示販売いたしております。多彩な表情を見せるテーブルウェアを様式ごとのテーブルセッティングでご紹介しております。時代を越えて愛される、ヴィンテージ&アンテークの品々から、イギリス的な時の過ごし方を感じてみてはいかがでしょうか。

 

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2019 Spring & Summer SUN MOTOYAMA SELECTION
~英国の香りをのせて~

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