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田中信行

伝統技術+Interpretation
=NIPPON現代アート

【写真上:“The Tactile Memory Floral Impression 2011-1” 田中信行】

 

現代アートと聞くと“難解で近寄りがたい”、“自由奔放”と感じる方、“新しい表現”、“想像力を掻き立てる”と感じる方、人それぞれの捉え方の違いあるでしょう。風景や人物像など、写実的な表現と比較すると、一般的には理解されにくい芸術品かもしれません。

現代社会は、パソコンやスマートフォンに加え3DプリンターやSNSの発達により、創作や表現活動を誰でも行える世の中になりました。そのような中、サンモトヤマのアート・ライブラリーでは、伝統的な技術や表現力を通じて創られる、日本の現代アートを発信してまいります。

 

◆形象の未来―日本現代アート

5月12日(金)~29日(月)

11:00am~7:00pm

『日曜は6:00pmまで)

(銀座本店4Fアート・ライブラリー)

 

朝倉隆文

【“不定詞ノ記憶” 朝倉隆文】

 

麻布で原型を創り出し、漆で覆った田中信行さんの作品は、生き物でも宿っているかのような感覚を与えてくれます。木の器の保護や装飾する目的で用いられる漆を、モノの内側に秘めた力を造形として、表現することは興味深いです。

墨絵を屏風に見立てた朝倉隆文さんの作品には、奥深さを感じます。和紙全体に極薄い墨が塗られた下地に、下書きなしでヨーロッパの古書にある“錬金術師”の物語を、とても綿密に描かれています。その上を覆う雲、又は空を飛び回る竜にも見える陰影。見る人を、想像力と好奇心の世界に導いてくれます。

 

深見陶治

【“晨”深見陶治】

 

そして、表現に磁器を用いた深見陶治さんの作品。終わりの無い曲線を眺めていると、その先に続く永遠の空間の存在を感じさせてくれます。固い磁器にたおやかさを与える線、青と白の微妙なコントラスト。伝統的な磁器を、表現の手法として用いた素晴らしい例です。

 

展示会期間中は、日本の伝統的な工芸の技術を使った11名の作家の作品を見て、日本現代アートの世界に触れていただければ幸いです。

 

銀座本店4F_アートライブラリー

【銀座本店4F アート・ライブラリー】

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