

デンマークを代表する建築家であり家具デザイナーでもある「フィン・ユール(1912年~1986年)」は、彫刻作品を思わせるほど美しく、特に、名匠ニールス・ヴォッダー工房で作られた椅子は、芸術性が高く世界中の人々を魅了し続けており、数多くの作品が世界各地の美術館の永久コレクションとして収蔵されています。現在「フィン・ユール」の家具をライセンス製造している工房は日本のキタニだけです。
このイージーチェアは、1953年にデザインされ、美しい曲線をもつデザインと、まるでフレームから浮き上がるかのように組みつけられたシートの構造に特徴があります。また、フレームのカーリーメープルは、古くからストラディバリウスなどの高級バイオリンやギターの甲板として使用される大変高価な木材で、このように縮みモクが現れるのは稀で、その無垢材を贅沢に使用して製作された大変珍しい作品です。熟練の木工技術と、張り技術の2つが融合した大変美しい椅子です。ぜひ、ご覧ください。
